勝率と連敗・連勝数、資金管理 その1

燃えさかるニワトリです。

前回の記事の続きです。

リスク・リワードと勝率については、それぞれ手法の一要素でしかないため、
自分の好きな方を選んだら良い、という事がわかりました。


ところで、リスク・リワードと勝率が判明していれば、
最大ドローダウンが「いつ」発生するかはわかりませんが、
「どの程度の規模」になるかはあらかじめわかります。


よく連勝・連敗確率で考えてしまいがちで、
勝率50%、リスク・リワードが1:1の「ケース1」であれば、
5連敗の確率は約3%、
10連敗の確率は約0.1%、
だから「まず10連敗することはないだろう・・・」と考えてしまいがちです。


以前Twitter上「連敗君」を紹介しましたが、
数多くトレードすると、
例えば10万回トレードした場合に、
10連敗どころか15連敗(確率0.03%)はすることがわかります。

つまり「ケース1」であれば、
大数の法則で最終的に勝率50%に収束するとしても、
「短期的」には15連敗することがあり、
最低でもそれを最大ドローダウンとして計算したうえで、
資金管理を行う必要がある、という事になります。

しかも、15連敗の後に1勝して、さらにその直後に15連敗・・・、
という事も短期的には起こりうるという事です。

連敗君だと最大連勝・連敗しかわかりませんので、
どういう風に連敗するのか、どの程度の連敗が頻発するのか、
私は勝率ごとにEXCELで算出してグラフ化してます。
(自分でやってみてください)


「いやケース1と同様だけど、EA化して10年間のバックテストで1,000回トレードして、
そんなドローダウンは発生してないから大丈夫」
と思っても、ケース1と同様であれば、
将来的には15連敗が発生してそれが最大ドローダウンとなる事が起こりうる、
という事です。

この辺りは、例えばスイングトレードなどでサンプル数(トレード回数)が少ないと、
「バックテスト結果とフォワードの結果が違う!」
というような事が起こる「一因」になります。

勝率の正確性を出すには、テスト期間ではなく、サンプル数が重要で、
更にそれを大数の法則が働いた際にどうなのか、
短期的にはどの程度の連勝・連敗が起こりうるのか、という事が重要です。


というわけで、勝率から最大連敗数を算出し、
リスク・リワードから考量した1トレードあたりの損失と最大連敗数をかけて、
ドローダウンを算出し、
連敗の発生頻度などから最大ドローダウンを算出し、
資金管理に生かす必要があります。
(上記のリツイートのアキラ氏のように「All or Nothing」であれば、話は別です)


勝率が良くわからない、または低い手法なのに、
よく言われる「資金の1~5%でロスカット」などとしてしまうと、
運が悪ければあっという間に退場、
もしくは挽回が非常に困難な状況になってしまいます。


その2に続く




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プロフィール

燃えさかるニワトリ

燃えさかるニワトリ
https://twitter.com/George03rd

40代無職のおっさんです。
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2004年から国内株式、2006年からFX開始。
インジを公開しましたが、アフィや情報商材販売(Note、投げ銭、Discord、ココナラ等)、サロン&LINEへの誘導、等はしません。無料です(某CM風)。